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2010年 01月 12日

補正レンズ入りマウントアダプターを検証する

M42マウントやコンタックスなどのオールドレンズをマウントアダプター経由で使用するために、ドラカメはNikon以外にCanonやPentaxも使用しています。

フランジバック長の関係でNikonにオールドレンズを使用する場合、無限遠での撮影も考慮し補正レンズ入りのマウントアダプターが必要になります。

しかし、噂では補正レンズ入りのマウントアダプターは画質が劣化すると言われており気になるところです。

そこで、Nikon D70を使用して、補正レンズ入りアダプタと補正レンズが入らないマクロアダプターで比較検証をしてみました。

d0107372_21372572.jpg


使用したレンズはロシア製M42マウントレンズ HELIOS-44M 58mm F2.0 (写真上)

ロシア製の補正レンズを使用しないマウントアダプター (写真中央)

安価なノーブランドの補正レンズ入りマウントアダプター (写真下)

補正レンズ入りアダプターはネットオークションなどでよく見かけるタイプです。

等距離からの撮影

補正レンズ入りのアダプターは、基本的にテレコンバーターと同じ理屈なので、合成焦点距離が1.5倍程度に伸びるといわれています。

そこでカメラ位置を固定して撮影範囲の比較をしてみます。

d0107372_2144217.jpg

左・補正レンズ入り 右・補正レンズなし F2.0 リサイズのみ

確かに補正レンズ入りアダプターは拡大されていますが、予想より拡大率は低いような感じがします。
室内などで引ききれない場合を除いて、撮影距離の調節でカバーできる範囲かも知れません。

被写体を同じ大きさで撮影

次に画面内での被写体の大きさをそろえて撮影をしてみます。

d0107372_2152301.jpg

左・補正レンズ入り 右・補正レンズなし F2.0 リサイズのみ

撮影距離が異なるためボケには影響が出るのは当然なのですが、補正レンズ入りの方はハイライト部が滲んでピンボケのようになっています。

発色についても濁っていて良くないようです。

今回の実験では、補正レンズ入りのマウントアダプターについては、噂通り画質劣化があるようです。

しかし、Nikonでオールドレンズの実用的な使用を考えた場合、補正レンズ入りアダプターが必要であり、どの程度の画質劣化が許せるのかが、使用の判断のよりどころになるのかもしれません。

写真を並べて直接比較をすれば目立ってくる画質劣化ですが、比較無しで単独で見た場合皆さんはどう感じるでしょうか?

Super-Takumar 55mm F1.8 で単独撮影

d0107372_2263974.jpg

Nikon D70 補正レンズ入りアダプター使用
Super-Takumar 55mm F1.8 (F1.8)

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by dramatic_camera | 2010-01-12 22:17 | クラシックカメラ | Comments(0)
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