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ドラマチックカメラ

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2009年 06月 19日

リコーオートハーフの修理と改造

ドラカメ修理工房

先日、リコーオートハーフを手に入れました。

リコーオートハーフの修理と改造_d0107372_21342578.jpg


1965年発売のオートハーフSです。

残念ながらセレン露出計が死んでいて、オートが効かない状態です。

オートハーフはシャッタースピード1/125秒で絞りを自動でコントロールするAモードと、シャッタースピード1/30秒で絞りを手動で設定するストロボ使用時のマニュアルモードがあります。

露出計がダメなのでAモードは使えませんが、マニュアルモードでの撮影は可能です。
しかし、マニュアルモードで絞りをコントロールしても、シャッタースピードが1/30秒では日中の撮影はかなり厳しいものがあります。

そこで、シャッタースピード1/125秒で手動絞り設定に改造です^^

リコーオートハーフの修理と改造_d0107372_2144087.jpg


上の写真中のの位置に本来スプリングがかかっています。方向へガバナーへつながる部品を動かすことで、シャッタースピードを1/125秒から1/30秒へ切り替える構造になっています。

そこで、まずのスプリングを除去します。
その後位置に金具の軸の役割を果たすネジがあるのですが、ネジの形状を変更して締めこむことで、金具を移動しないように固定します。

これで、シャッタースピードは1/125秒、カメラ上部のダイアルでマニュアル絞り設定で撮影することが可能となります。

セレン劣化・露出計故障でも、あきらめないで使ってあげましょう^^

完成^^

リコーオートハーフの修理と改造_d0107372_21565278.jpg


テスト撮影はドン曇でしたが、待ちきれずに・・・。

リコーオートハーフの修理と改造_d0107372_21584299.jpg

中の写真 RICOH Auto Half S NEOPAN ACROS

かわいいカメラだけど、ドラカメより年寄りなんだよなぁ^^;

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by dramatic_camera | 2009-06-19 22:04 | ハーフサイズカメラ


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