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2010年 02月 02日

3000円ではじめるオールドレンズ入門 第4回

レンズ設計による制約

フランジバック長の問題をマウントアダプターにより解決できれば、すべてのM42マウントレンズが使用できるわけではありません。

50mm以下の焦点距離のレンズの中には、レンズ設計上の理由により、レンズ後玉が大きく後退(ボディ内部に侵入)しているものがあります。

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マウント部アップ 
上・Canon EF50mm F1.4 
中・Super-Takumar 55mm F1.8 + マウントアダプター
下・Super-Takumar 24mm F3.5 + マウントアダプター

一眼レフのマウント内部にはクイックリターンミラーなどの内部構造があります。

純正レンズを使用する場合、レンズ後部とボディ内部構造とのクリアランスを考慮に入れ設計されていますが、異なるメーカーのレンズやM42マウントなどのオールドレンズの使用までを前提にして設計されているわけではありません。

そのため、レンズによっては、レンズ後部とクイックリターンミラーなど、ボディ内部構造との接触という重大な問題が発生してきます。

とくにEOS1D系や5D系等、クイックリターンミラーの大きなフルサイズ機でこの問題は顕著になります。

今回、Super-Takumar 55mm F1.8 の使用でこの項を進めているのは、レンズ後部の突出が少なく比較的安全に使用できるという点を考慮してのことです。

マウントアダプターよりレンズ後部がはみ出しているレンズについては、ボディ内部構造との接触が起きないか、計測あるいはインターネット等での情報収集が必須となります。

d0107372_16544515.jpg

EOS5D + Super-Takumar 55mm F1.8 

第5回へ続く

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by dramatic_camera | 2010-02-02 16:58 | 3000円オールドレンズ入門


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