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2010年 06月 19日

写真によく効く道具たち No.2

自作内蔵ストロボ用ディフューザー

正面からの硬く鋭い光のため、被写体がぎらついたり、背景などに濃い影ができたりと、その独特の雰囲気が好みを分けるのが内蔵フラッシュです。

デジタル一眼レフの高感度性能が上がってきた現在では、ストロボ臭さを嫌って内蔵ストロボをまったく使わないという方も多いようです。

しかし、いくら高感度設定で撮影できたとしても、基本的に光量が足りない状況では、コントラストが下がり発色もくすんだものになりがちです。

このような場合、外付けのストロボ等を使用するのがひとつの方法ですが、せっかく付いているのだから内蔵ストロボも活用したいところ。

そこで、内蔵ストロボの欠点を少しだけ(笑)解消するための道具です。

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独特のストロボ臭さを作る原因として、発光面の面積の小ささがひとつの要因になるのですが、内蔵ストロボから少し離れた位置の乳白色アクリル板で発光面積を大きくする道具です。

写真用品メーカーから似たような製品が発売されているのですが、素材が薄く少し触っただけで動いてしまったり、あるいは、レンズ先端に取り付けるタイプのため、前玉回転式のレンズには使用できなかったりと、なかなか実用的なものがないようです。

なければ作ってしまえと、自分で作ったものです。
100円ショップで売られている材料を使用し、製作費は300円ほど(笑)

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ホットシューに差し込む部分はキャノンとペンタックスにある外部ストロボの有無を判別するピンを避ける加工をしてあります。

効果

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左・内臓ストロボ直射 右・ディフューザーあり

内蔵ストロボは被写体に対してほぼ正面からの光になるため、被写体の背後に映る濃い影が問題になりますが、発光面積が大きくなったことにより影をある程度ぼかすことが可能になります。

この背景の影については、高価なクリップオンストロボであっても直射方向で使用した場合には同様に発生し、レンズから発光部の距離が離れているクリップオンストロボのほうが大きい影となります。

人物写真などでストロボを直射方向で使用しなければならない状況で、顎の下などに発生してしまう影にこのディフューザーは効果があります。このような状況ではレンズから発光部の距離が近い内臓ストロボを使用したほうが影が小さくなり、内蔵ストロボのほうが有効な場合もあります。

また、標準クラスのマクロレンズの使用時にレンズ直前に光を回したり、レンズフードによるストロボ光のケラレを防止することができます。

安価に製作可能なので、ひとつ作ってみてはいかがでしょう。

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小物の撮影には意外なほどの効果を発揮します。

夏の小物には内蔵ストロボのパキッとした光も合うと思いますがどうでしょう。

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by dramatic_camera | 2010-06-19 19:19


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