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ドラマチックカメラ

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2010年 09月 27日

ドラカメの技 1

ピントチェックにメンディングテープ

知っていれば便利だけど、大多数の方には全く無駄な技です。

通常カメラの修理中に、レンズのピントチェックをする場合、ピントルーペを用います↓

ドラカメの技 1_d0107372_12504970.jpg

カメラは現在調整中のAGFA

ドラカメはピントチェックをするときに、カメラ用のファインダースクリーンにルーペを接着したものを使っています。

カメラのピントが正確か否かは、実際フィルムを入れて撮影してみれば一目瞭然なのですが、ピントが狂っていた場合、無駄が出てしまうのも事実・・・。

ピントルーペがあれば、フィルム1本すべてピンボケという事態は事前に避けられるのですが、カメラの修理を日常的に行っている人以外は、なかなか用意ができません。

そこで登場するのが、メンディングテープ(半透明のセロハンテープ)!

ドラカメの技 1_d0107372_1314055.jpg


このメンディングテープを、フィルムの片方のガイドレールからもう一方のガイドレール、にピンと引っ張って貼り付けます。

ドラカメの技 1_d0107372_1351535.jpg


ピントを無限遠位置にして、シャッターをB(バルブ)にして、遠くの景色を覗いてみると・・・

ドラカメの技 1_d0107372_134485.jpg


こんな具合に簡易ピントチェックができるんです。

ルーペがあれば、ルーペでテープを覗けば、さらに安心。

ジャンクカメラを手に入れたけど、フィルムを通すのは不安という場合に、ちょっと便利な技でした。

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by dramatic_camera | 2010-09-27 13:12 | 散歩写真


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